アクセス数を意識しないこと、欲張らないこと

アクセス数を意識しないこと、欲張らないこと

 

どのようなブロガーであろうと、基本的にブログのアクセス数は記事数や日数に比例する形で増加していくため、アクセス数は右肩上がりがオーソドックスとなる。記事が増えて検索エンジンからの入り口が増えていくのだから、必然的にそうなるだろう。

 

だが、その勢いを挫くように、ほぼ必ず発生するとされている出来事がある。

 

それは何かというと、グーグル検索エンジンのアルゴリズムアップデートによって、ブログ記事の検索順位を落とされ、ブログのアクセス数が減少するバッドイベントで、実は別段珍しくもない話だったりする。

 

 

私にもこの経験がある。ある日を境にアクセス数が減少し始め、ついには全盛期の25%にまで落ち込んだ。かれこれ一年半前の話だが。

 

アクセス数

※数値はUU

 

 

アクセスが減少した原因はわかっていた。

 

記事の質が検索エンジンに沿っていないからアクセス数が落ちた。タイトルが適当だから落ちた。SEOをしていないから落ちた。書きたいことを好き勝手に書いているから落ちた。

 

 

結局のところ、人に読まれたければグーグルに媚びなくてはならないことを私は知った。SNS等から人が流入してくるブログならともかく、多くのブロガーは検索エンジンからビジターを獲得しているため、グーグルを意識せずにブログを書くことは、チラシの裏に文字を書きなぐっているも同然。

 

それまで私のブログに人が来ていたのは偶然だったのかもしれない。

 

アクセスが無ければモチベを保てない。平行線や右肩下がりでは書く意欲が湧かない。アクセス数自体は別に少なくても構わないから "増え続けている" という達成感や、報われているというやりがいが欲しい。

 

だからこそ、日記ブログのような自分のために書いているブロガー以外は、おおむねSEOを意識しながらブログを書いているし、結局私もそうなるハメになった。それに、過去のアクセス数の水準に戻したいという気持ちもあった。

 

一度上昇した生活水準を元へ戻すことを余儀なくされた場合、多くの人は苦痛を感じる。ブログも同じように、かつて維持していたアクセス数の水準を下回る日々は不満だった。方向性を変える必要があった。

 

 

やがて私はタイトルのキーワードと文字数を意識し、コンテンツの文字数を意識し、タイトルタグを意識し、流し読み読者のために文字の強調を意識し、同じくアイキャッチ画像を意識し、画像のメタデータを記入し、そして検索される可能性の高い内容に関するコンテンツを書くようになった。

 

確かにアクセス数は増えた。決して多くはないものの増え続けた。

 

アクセス数


 

けれど、それが楽しかったのかと問われればきっと違う。なぜなら書きたいことを書いていなかったし、あの頃は "検索にヒット" させることばかりを考えて記事を書いていた。もちろん全てがそうではなかったが。

 

 

そんな折に例のことが起きた。

 

あれは私としても楽しい出来事とは言えず、やる気を削がれた私はブログをやめようかと迷ったが、これは逆にチャンスだとふと閃いた。これを機にSEO意識を捨てて、また元のように書きたいことを書いても良いのではないかと考えた。だから私は過去記事の大部分を放棄して移転した。

 

今の私は文字数をさして意識していないし、"色字だけ拾い読みユーザー君" の滞在時間を延ばすための文字装飾も大して行っていない。それで、装飾やめただけでブログの滞在時間(記事の熟読率)露骨に下がったよね。色付けないだけでマ---ジで読まなくなった。彼らは色字しか読む気ないんだろう。一生色のついた字だけ読んでればいいと思うよ。

 

『なぜメディアのレベルが上がるほどに新聞のような無装飾で平坦な構成をとるのか』ということを考えた場合、成熟されたユーザーをターゲティングするほどに、装飾が不要であると推測できる。リテラシーの高い相手は強調を施された "目立つところだけ" を読んで帰るような真似はしないし、また筆者側から要点を示す必要もない。

 

逆に言えば、枠やら何やらでゴテゴテ飾り付けたアフィリエイター様式というのは、要点を主体的に理解しないできない『よくわかんな~いw』系の対象へ要点を伝えたり、そうしたユーザーの滞在時間を延ばしてSEO効果を高める狙いがあるということになる。『リテラシーの低い層は装飾が無い場合、どこを読んでよいか分からずに帰る』と言われているからだ。その手のユーザーには筆者がサジェストしなくてはならない。

 

  

つまり極端に言えば、見出しも装飾も無いブログは、オッサンやメガネクイクイインテリ向けで、文字ギラギラであっちこっちキャッチ―なデザインをしたブログは、ガキンチョとおバカ向けということになる。

 

ということで、私のブログもSEOをする必要性が薄まってきた故、あまり着色を施さず、ガキンチョには秒速でお帰り願うことにする。見出しも色字も画像もないテキストブログなんて、キッズは絶対読まないだろう。ただでさえ活字離れのご時世だと言うのに。

 

 

また、今の私は一定間隔でのアイキャッチ画像配置も行ってはおらず、横文字や専門用語を知らない人のための注釈も入れていないし、予防線もあまり張っていない。広告を貼るとアクセス数を意識してしまうから、広告もわざと貼っていない。

 

だから、今の私は過去のスタンスに回帰していると言っても過言じゃない。今はまたチラ裏のようなことを書いているつもりだ。

 

それによってアクセス数は伸びなくなるだろうが、今の私としては『人がいっぱい来ると面倒(批判とかアンチ)が増えて面倒くさい』と思っているから、いっそこじんまりとしたアクセス数でいい。だからSNSシェアボタンも外している。バズを貰えるとしてもこっちから願い下げだ。うるさいのがワラワラ来るくらいなら来なくていい。

 

塵は塵に、チラ裏はチラ裏に。チラ裏をたくさんの人に見てもらいたいという考えが間違いだったのかもしれない。