やはり出たな...VRキャバクラ

VRキャバクラ

 

バーチャルでのトーク接客サービスというものを始める会社が現れた。お金を支払うことによって、アバターを纏ったスタッフと仮想空間での面を付き合わせたトークが可能となる。

 

トークと言っても相談やメンタルケアなどではなく、雑談したりゲームで遊んだりと、要はVRのキャバラク、ないしホストクラブの体を成すサービスとなる。*1

 

(ちなみにカメラを使うライブチャット形式のキャバクラは以前より存在している)

 

『キャバクラ』という言葉に健全なイメージを持つ者が少なくないであろうから、名目上は『VR喫茶』や『VRコミュニケーション』などといったものになるのだろう。円光をパパ活と言い直すような具合に、抵抗感を緩和する手法を用いるに違いない。

 

 

VRキャバクラ、知ってた。

後からなら何とでも言えるが、私はかねてより、いずれこういうものが登場するだろうと思っていた。なぜそう思っていたかと言えば、一部の人気VTuberの売り方がもはやキャバクラやスナックと何も変わらなかったからだ。

 

今や世界中のオタク文化が「Vtuber」の市場で、彼女たち仕事ってのは、そこで男の子たちを接待するプロのヴァーチャル嬢だよ。これは一種の風俗産業のようなものだよ。

 

───少年ブレンダ

 

実体の有無や面と向かっているか否かという違いがあるにせよ、露出の多いコスチュームを着用し、遠回しにいやらしい表現を多用したり、サムネイルでエロさを演出したり、そういった色恋お色気サービスでユーザーを喜ばせ、スパチャを集める姿は、そっちの水商売や地下アイドルの実状と何ら変わりがないように思える。(無論すべてのVTuberがそれではない)

 

 

100%趣味としてVTuberをやっている人ならともかくとして、名の知れたVTuberはほぼ全員 "仕事" としてそれを務めているため、ファンに提供するサービスも100%純粋な好意からではなく、接待・お金の対価としての面が強い。

 

したがって、多くのVTuberはお金が出なければそれをやらない。『みんなのこと大好き♡』と言っていても、金銭が生じないならやらないだろう。

 

見込みユーザーはずっとそこにいた

そもそも女性VTuberばかりが跋扈している時点で、多くの男性がバーチャルによる女性との交流・接待を求めていることになんとなく気が付いていた。市場を見渡せば、潜在的バーチャルキャバクラ利用ユーザーがいることにある程度察しがつく。

 

既存のケバケバしい夜のキャバクラはまるで求めていないが、一方美少女アバターであるVTuberたちと会話ができるのであれば、容易くお金を吐くであろう人たちが。

 

VTuberの一部は元からオタク用のキャバクラみたいなものだったわけで、当然そのやり方に目をつける人たちが出てくるだろうなぁという気がしていたところに、案の定VRキャバクラ(ホストクラブ)が登場した。

 

こんな誰でも見通せたことに、今すごくドヤ顔している自分がいる。予め記事で明言していればよかった。

 

 

VRキャバクラの利点

VRを用いる主な利点

 

※未確定な事柄や想像や含めて記載する

 

  • 客層が若くマイルド
  • 上記のため、自慢話を垂れる中間管理職おじさんが来ない
  • 同じく上記のため、巷でささやかれる "風俗説教おじさん" みたいなのが来ない
  • ルッキズムが作用しにくい
  • スタッフ・ユーザー含め、シャイな人間でも利用しやすい
  • スケベによるおさわりの危険性が無い
  • 実店舗が必要ない
  • ボーイの怖いお兄さんや、黒服ムキムキスキンヘッド裏方がいない
  • 他の客が同じ空間にいない
  • 痴情のもつれが発生しない
  • アルコールが絡まずに済む
  • 指名に合わせたコスやキャラアバターの設定が容易

 

こんな感じで既存のキャバクラよりも敷居が低いだろう。となれば、(ちゃんとした環境を整備できれば)おそらくはかなり儲かるのではないだろうか。

 

普段の配信でファンを集め、ガチ恋勢と高額でサシトーク。そのうち握手会とかも催されそう。

 

市場活気の程度は会社の努力次第になるのだろう。良いプラットフォームやサービス体系を築くことができれば、アメリカを発見したコロンブスのような功績を挙げられるのかもしれない。

 

 

VRホストは流行らない気がする

VTuber業界の性別分布や需要を鑑みても、バーチャルキャバクラと比較して、バーチャルホストが賑わうことはないような気がする。

 

既存のホストクラブを利用するパリピ系女性が、VRに関心を寄せないことを鑑みると、おそらく客層としてはいわゆるBL好きなどに限定されるだろうが、どうしてもニッチだ。VRホストは見込み客が限定的すぎる。

 

バーチャルホストで人気を獲得するには、トークスキルがよほど卓越していない限りは厳しいだろう。甘い美声に加えて、キザでない程度に自然にかっこいい言い回しができないといけない。だがブルーオーシャンである分、早期に地位を獲得できればVRホストの始祖として覇道を征ける可能性が微レ存。

 

『我こそは話上手』という男性は、この際VRホストにチャレンジしてみてはいかがだろうか。

 

 

恐怖!実はおじさんでもVRキャバできます

実は今後、VTuber用の高性能ボイスチェンジャー(Voidol)というものがリリースされる予定で*2、男性が萌え声を出したり、女性もイケボを出せる。

 

ということは、もはやVRのキャラクターに現実の性別は投影されないことになるため、言ってしまえばガチの "ネカマ(ネットオカマ)" だってできてしまうことになるし、女性だと思って恋したVRキャバ嬢が『残念!実はおじさんでした~w』...ということが無きしもあらず。

 

外見だけでなく、声までリアルと乖離させることができようになるとは、もはやリアルとVRはまったく切り離されたものになると考えた方が良さそうだ。

 

 

家族がいる人は厳しいかも

店舗に行かなくても良いということは、裏を返せばプライバシーの確保できる場所が必要になる。

 

にゃんにゃんイチャイチャしたい場合は、決して人に見られない聞かれない環境で利用しなければならないため、一人暮らしでない限りは少し厳しい部分もあるのではないだろうか。VRしながら一人で鼻の下を伸ばしたりパンツを下している様子を、妻や彼女、母あるいは我が子に見られてはまずいだろう。

 

ところでなんだが、VRで会話しながらバレないように "アレ" するやつ絶対に出てくるだろうなー、うん。

 

 

 

*1:個人的な事情で企業名やサービス名は記載しない

*2:Mac版は本日リリース