"写真の撮影日時を証明する方法=悪魔の証明" 説

写真の日付を客観的に証明する方法

 

『令和に興味無いじょ~w』とか言いつつ、

 

 

令和元年ファーストデイ(5月1日)の日の出写真を撮ろうと思い至った私は、"令和の初日であることを証明できる日の出写真" を撮影したいと考えた。しかし、そこでふとある疑問が生じた。

 

『あれ、写真の絶対的な日付を証明するにはどうすればいいんだろう...』

 

自分だけがその日に撮影したと知っているものではなく、誰が見ても令和元年初日に撮影したものだと認められる写真、なおかつその日付が真である写真が撮りたいと思った。それも、人や建物の存在しない自然の中で。

 

しかし、この条件が厳しい。

 

 

写真の日付を証明できるものあるか

よくよく考えてみると、"その写真がいつ撮影されたものなのか" を証明できる手段は少ない。とても何気ない話で、重箱の隅をつつくような瑣末な疑問だけれど、言われてみれば確かにと思う内容だよね。

 

こんなアホくさい疑問を、真面目に考えたことのある人はあまりいないだろうと思うが、驚くべき狂人たちが世の中に存在することを鑑みた場合、恐らくはこの話に関してもすでに踏破されているのだと思う。

 

刑事ならともかく、"写真の撮影日時の証明を一生懸命考える一般国民" ってただのバカでしょ。私バカだよ。

 

写真の日付を客観的に証明する方法

 

日付の証明に関して、パッと頭に思い浮かぶ安易な手段はいくつか存在するだろうが、例えば、以下に挙げるようなやり方では絶対的な証明にはならない。

 

 

写真編集で日付テキスト挿入

写真編集でテキスト挿入

 

写真編集でテキストを挿入するタイプ。だがこんなものは好き勝手に改ざんできる。

 

『私(の経験と主観)がエビデンス』とか言い始めたらもうおしまい。

 

 

カレンダー機能付きデジタル時計などを一緒に写真に収める

カレンダー機能付きデジタル時計などを一緒に写真に収める

 

デジタル時計も設定をいじれば日時を改ざんできてしまう。よって証拠にはなり得ない。

 

 

その日の新聞を一緒に写す

少なくとも、その新聞が発行された日以降に撮られた写真であることは証明できるが、逆に言えばそこまでしか証明できない。

 

例えば、5月1日の朝刊と日の出を一緒に写したとして、それは5月1日の新聞を使用した5月2日の写真かもしれないし、あるいは5月3日の写真かもしれない。誤魔化しがきく。

 

この問題を解決する方法は、写真を撮影したその日中に公的サービスへアップロードすれば良い(アップロード日時が証拠となる)が、当日にアップロードしなくてはならないという条件が付く上に、特定のサービスを介してでしか日時を証明することができないため、いささか不便である。また、サービスが終了するなどして、データがサーバーから消去されてしまえば以降は証明できず、また写真そのものに証拠能力が無いなどといった欠点がある。

 

不完全ではあるものの、基本的にはこの方法が "最もベター" なのかもしれない。最もベターだよ。『最もベター』って最上級と比較級を同時に使ってるよね。

 

 

日時の判るニュース等を一緒に写す

こちらも新聞とほぼ同様。録画したものを流して映せば誤魔化せるため、証拠能力に乏しい。

 

ただし、街頭ニュースなどであれば証拠能力は高い。

 

 

Exif情報を参照する

Exif情報を参照する

 

特定の機器で撮影された写真には、その写真の撮影日時などを記録する "Exif情報" なるものが保存されているが、この情報も実は編集可能だ。よって証拠能力は不十分。また、特定のメディアにアップロードされた画像からは、自動的にExif情報が削除される。

 

相手が中途半端に情強な場合は、このExif情報を利用してミスリードを誘うことが可能だが、相手がそもそもExif情報を認知していない場合は、滑稽な独り相撲の様相を呈すことになる。

 

ちなみに、先ほど掲載した鳥居の写真もExif情報を改ざんしているから、試しに保存して確認してみるヨロシ。未来に撮影された写真だったりする。

 

 

写真内に特定のイベントシーンを収める

その日のその場所でしか行われていなかったイベントを、写真の範囲内へ同時に収める方法。

 

有効な方法である一方、特定の日時にしか行われないイベントという条件が厳しい。主に街中やエンタメの場などでしか通用せず、日の出を撮影するような自然現象のイベントにおいては難しいだろう。

 

撮影対象の日時や場所が、特定の日時と判別できるものであるならば、いちいち証明にかかずらう必要も無いんだろうが。

 

 

公共機関の電光掲示板などを一緒に写す

こちらも街中や駅でしか通用しない。

 

撮影できる範囲がかなり限定的だ。

 

 

スマホに世界時計を表示させて一緒に写す

公的なリアルタイムの時間がわかる世界時計を、スマートフォン(タブレット)の画面へ表示させ、写真にフレームインさせる方法。なかなか良い方法だ。

 

【世界時計】

世界時計 日時 証明

(世界時計であることがわかるロゴや文字も収めよう)

 

ただし、この方法だとスマートフォン単機での写真撮影はできないため、

 

  1. デジカメ+スマホ
  2. スマホ2台持ち
  3. 自分と他人のスマホ

 

といったデバイスの所持条件を満たす必要がある。

 

したがって、スマホだけを携帯して一人でプラプラ外出している状況などにおいては、いろいろと厳しく、突発的なシチュエーションには用いづらい。

 

 

日付の証明に100%は───絶対は無い

最善手は "スマホに表示させた世界時計を一緒に収める方法"、次いで "当日の新聞を一緒に収めた写真を当日中にアップロードする方法" となる。

 

もっとも、アホほど厳格に日付の証明を追及(追求)した場合は、『一緒に写した新聞や世界時計は、画像編集によって加工(合成)されたものかもしれない』という疑惑が噴出し始めるだろうし、疑い始めればキリがない。自我(クオリア)の存在を客観的に証明できないことと同じだ。ゆえに悪魔の証明となる。

 

日付の証明にはムキにならず、なぁなぁで落としどころを作ろう。

 

 

まぁそもそもの話、そんなに日付にこだわる人なんかいないって言うね。